クアラルンプール発! お手軽ショートトリップ (2) - マラッカ -

早いもので7月ももう3分の1が過ぎてしまいました。
梅雨が明ければ、いよいよ夏本番ですね!

夏のご旅行の予定はお決まりでしょうか?
8月でも9月でも比較的空席があり、日々空席状況も変わっている
今のうちがご予約のチャンスですので、ぜひお早めにお問合せください。

さて、今回の旅行記は、前回お届けした、
クアラルンプールからのショートトリップ、第2回目です。

前回のキャメロン・ハイランドは、高原の爽やかな自然を楽しむリゾートでしたが、
今回は世界文化遺産にも登録されたマレーシアの歴史・文化に触れることができる街、
「マラッカ」をご紹介します♪

クアラルンプールまで行ったのなら、ここまで足を伸ばさないともったいないですよ!


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キャメロン・ハイランドでのゆったりとした時間を満喫し、
ふたたび都市の喧騒に包まれたクアラルンプールに戻ってきました。

翌日は、丸1日あいているので、日帰りでアクセスでき、
以前から一度行ってみたかった歴史ある街・マラッカへ向かうことに。


マラッカは、14世紀末にインドネシアのスマトラ島から逃れてきた貴族、
パラメスワラによって築かれた王国で、マレーシア最古の街として知られています。

15世紀初頭には、明(中国)の南海遠征の一団が立ち寄った際に、
一部の乗組員がマラッカに留まり、マレー人の女性たちと結婚、
その子孫はペラナカン(海峡華人)と呼ばれ、マレーと中国の
2つの伝統や習慣が融合した独自の文化が生まれたそうです。

また、交通の要衝に位置したマラッカは、中国やインド、さらには中東との
交易の中継地点として、世界中からヒトやモノが集まり、大いに繁栄しましたが、
16世紀に入ると、ポルトガル、オランダ、イギリス、と次々に押し寄せる
欧米列強の支配を受けることになります。

マラッカには、いまもペラナカンの館や、欧米による支配時代に建てられた建物が
数多く残り、ひとつの街にして、さまざまな街並みを楽しむことが出来ます。


さて、マラッカの歴史をざっとおさらいしたところで、
次は移動手段についてですが、マラッカには鉄道が通っていません。

したがって、キャメロン・ハイランド同様、
バスまたはタクシーがもっとも一般的なアクセス方法になるのですが、
どうしてもマレー鉄道に乗ってみたい、という場合には、
手間と時間はかかりますが、マラッカ近郊の街・タンピンまで鉄道で行き、
そこからタクシーでマラッカへ、という方法もあります。

せっかくなので、鉄道+タクシーで行くことに決め、
翌日は朝のうちにKLセントラル駅に向かう予定でしたが、
ここで予想もしなかった出来事が・・・。


翌朝目が覚めると、部屋の中にはすでに空高く上った太陽の光が射しこみ、
時計を見るとはや10時。。。

キャメロン・ハイランドでのゆったりとしたリズムに慣れてしまったのか、
すっかり寝坊してしまいました。。

一度は、今回のマラッカ行きはあきらめようとホテルで遅い朝食をとりましたが、
やはりどうしてもあきらめきれず、結局またここに戻ってきてしまいました、
プドゥラヤ・バスターミナル。。

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カウンターでマラッカ行きのチケットを買い、クアラルンプールを出たのは、すでに12時過ぎ。
マラッカのバスターミナルに到着したのは、午後3時前です。

ここからタクシーで街の中心、オランダ広場へ向かいます。

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キリスト教会と同じ朱色が印象的な家々が軒を連ねる通りにさしかかると
ほどなくして、オランダ広場(Dutch Square)に到着しました。

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正面にオランダ建築様式のキリスト教会(Christ Church Melaka)、
そして、記念撮影をする多くの観光客と、客待ちをするマラッカ名物の
色とりどりのトライショー(人力三輪車)がずらっと並んだ光景に
無理してでも来てよかったとあらためて感慨にひたります。

キリスト教会とともにオランダ広場に面して建つ
もうひとつの大きな建物がスタダイス(Stadthuys)。
17世紀半ばにオランダ総督公邸として建てられた建物で、
現在は、マラッカの歴史や文化を紹介する博物館となっています。

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マラッカには、多くの史跡がありますが、著名なものは
このオランダ広場周辺に集まっており、スタダイスの裏手の丘を登ると、
その頂きには、ポルトガル人の手によりキリスト教布教の拠点として建てられた
セント・ポール教会(St.Paul's Church)がそびえています。

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また、教会の前に建つのは、この地から日本へ向かったと言われている
フランシスコ・ザビエルの像。
残念ながら、この教会はイギリス軍などによる攻撃で破壊され、
いまは廃墟となっています。

ちなみに、この丘は、マラッカ海峡を望むスポットとしても有名で、
海峡を行き交うタンカーなどを眺めることができます。

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さて、今度はスタダイスとは反対側に丘を下ると、ポルトガルによって築かれ、
いまは門だけが残ったサンチャゴ砦(Porta de Santiago)に、
かつてはイギリス人の社交クラブだったという独立宣言記念館
(Proclamation of Independent Memorial)、マラッカ王国の伝統的な建築様式を
復元したマラッカ・スルタン・パレス(Malacca's Sultanate Palace)と、
まさにマラッカを象徴する多様な建築様式をまとめて鑑賞することができます。

また、オランダ広場から風情あるマラッカ川を渡った向こう岸は、
100年ほど前のペラナカンの家並みがそのまま残るチャイナタウン。

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チャイナタウンを横切る3つの通りはそれぞれに表情が異なり、
海寄りのトゥン・タン・チェン・ロッ(Tun Tan Cheng Lok)通りは、
かつての豪商の館が多く、真ん中のハン・ジェバッ(Hang Jebat)通りは、
アンティークや雑貨を扱うお店、陸側のトゥカン・エマス(Tukang Emas)通りには、
仏教、イスラム教、ヒンドゥー教の寺院が建ち並んでいます。

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このエリアには、ひと休みするのにちょうどいいカフェも多いので、
アジアン雑貨のショッピングを楽しみつつ、歴史ある街並みを
ぶらぶらと時間をかけて歩いてみるのも素敵です。


今回は、短時間の滞在だったため、
主要なみどころのご紹介のみに終始してしまいましたが、
1泊してゆっくり雰囲気を味わいたい、という方には、
ペラナカン風の優雅なコロニアル・ホテル、
マジェスティック・マラッカ(The Majestic Malacca)がイチオシです。

こちらのホテルは、往年の名ホテル「マジェスティック・ホテル」を
多額の改装費をかけて修復、リオープンしたのだそうで、外観も内装も
白壁にグリーンの色合いが上品で、かつ、エキゾチックな雰囲気も醸し出しています。

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また、宿泊はしなくても、ホテルのロビーでのアフタヌーンティや、
マレーシア屈指のスパ「スパ・ヴィレッジ(Spa Village)」といった施設もありますので、
要チェックです。

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予想外に出だしでつまずいてしまったマラッカへの小旅行でしたが、
たとえ半日でもその雰囲気はかなり味わうことができました。

賢明な読者の皆さまは、ぜひ早起きをしてマレー鉄道を体験したり、
歴史あるマラッカの街を堪能するプランを計画してみてくださいね。


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2回に渡ってお送りしたクアラルンプール発の小旅行、いかがでしたでしょうか?

じつはご紹介した以外にもオススメのスポットは、まだまだあります。

クアラルンプールから日帰りOK、クアラセランゴールでのホタル鑑賞や、
ゆっくり2泊以上はしたい、先住民・オランアスリが昔ながらの生活を営み、
太古の原生林が残る国立公園、タマン・ネガラ(Taman Negara)など。

バンコク、シンガポールだけではない、クアラルンプールを拠点にした旅、
この夏のご旅行に、候補として加えてみてはいかがでしょうか?!
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by W_A_S | 2009-07-10 17:47 | 海外旅行  

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