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フランス ショコラの旅2

震災の影響も有り、旅行記の第2話が遅くなってしまいました。
申し訳ありません!!

被災された方々におかれましては、一刻も早く
安心して暮らせる状態を取り戻されることを
心よりお祈り申し上げます。


それでは、第2話をどうぞ!

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今回はいよいよパリを出発して、アルザス地方の中心地・ストラスブールへ。
パリで買い込んだ荷物を抱え、パリ東駅へ向かいます。

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ストラスブールへは、2007年6月に開通したTGV東線で約2時間20分。
それまでの約4時間から所要時間が大幅に短縮され、訪れやすくなりました。

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TGVはほぼ定刻にパリ東駅を音もなく滑り出し、パリの市街地を抜けると、
延々続くフランスの田園風景の中を最高時速320km/hで走り抜けます。

クリスチャン・ラクロアのデザインによるモダンな内装の車内には、
意外にもノートPCを開いて仕事に励むビジネスマンの姿が目立ちました。
彼らの仕事がひと段落し、お茶やコーヒーで一息ついた頃、
冬の短い陽が沈んだストラスブール駅に到着しました。

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ストラスブールは、ドイツ語の「街道の街」が語源となっているとおり、
フランスの東の玄関口となっているだけでなく、ヨーロッパの十字路とも
いえる交通の要衝として古くから繁栄してきました。

また、アルザス地方は、フランスとドイツの間で幾度も領有権が争われた
土地で、第2次大戦後「欧州の平和は独仏の和解から」という考えから
ストラスブールに欧州議会の本会議場が置かれるなど、EUにおける
象徴的な都市の1つでもあります。

ストラスブールは、街の中央をライン川の支流・イル川が流れており、
グランディル(大きな島)と呼ばれる中洲が旧市街になっています。
見どころが集中するグランディルは、世界遺産にも指定されています。

さて、それではストラスブールの街歩きを、建物をガラスで覆われた
近代的なデザインのストラスブール駅から始めてみましょう。

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ストラスブールは、歴史ある街並みの中にモダンな建物があったり、
LRT(ライトレール)が走ったりまさに過去と未来が交錯する都市です。

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ちなみに、ストラスブールのLRTは、日本や世界各地の自治体が
視察に来るほど都市交通計画の好例として知られており、
実際、旧市街では車よりも市民の足として定着しているようでした。

旧市街の西側一帯は、プティット・フランスと呼ばれ、
かつては水を必要とする粉屋や漁師が暮らしていたエリアだそうで、
中洲の始まりのところでイル川がいくつかの流れに分岐しています。

この一帯には、コロンバージュ様式と呼ばれるドイツ風の木組みの家が
連なって、印象的な景観を作り出しています。

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旧市街のもうひとつの大きな見どころは、ストラスブール大聖堂で、
一時は世界一の高さを誇ったという荘厳な建物は、現在でも教会としては
世界で6番目に高いそうです。

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ヴォージュ山脈の赤色砂岩で作られたピンクがかった建物は、
別名「バラ色の天使」と呼ばれているそうです。

内部は美しいステンドグラスも見ごたえがありますが、
決まった時刻になるとからくり時計が動く仕組みになっている
天文時計も人気があります。

また、階段で教会の上まで登ると、天気がよければ、
アルザスを他のフランスの地域から隔てるヴォージュ山脈や、
遠くドイツの黒い森までパノラマが広がります。

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続いて、アルザス地方の名物料理、お土産についてご紹介します。

アルザスは食に関してもドイツの影響を色濃く受けており、
大量のザワークラウトの上に豚肉やソーセージが盛られたシュークルートは
あまりのボリュームにすべて食べきることができませんでした。

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その他、ジャガイモとタマネギ、白ワインでマリネしたお肉を専用の陶器で
蒸した料理・ベックオフや、アルザス風ピッツァのタルトフランベのほか、
フォアグラも比較的リーズナブルにいただけます。

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ベックオフ用の陶器や、クグロフ型などは、かわいいものが多く、
お土産物としても人気です。

お土産と言えば、ストラスブールでよくみかけるものとして、
コウノトリグッズがあります。
コウノトリは幸せを運んでくれるアルザス地方のシンボル。
ぬいぐるみが多いですが、こんなかわいらしい木でできたものもあります。

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さて、今回の旅行は「ショコラの旅」とお伝えしておりましたので、
ストラスブールで有名なパティスリーについて、最後にご紹介いたします。

まずは旧市街から少し外れたヴォージュ通り沿いにある老舗・キュブレー。
ケーキやチョコレートだけでなく、お惣菜系も充実した人気店です。

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もう1軒は、大聖堂に程近い旧市街にあるデクリネゾン・ショコラ。
こちらは若手ショコラティエによるチョコレート専門店で、
独創的なチョコレートが多数揃い、お土産探しにもオススメです。

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というわけで、駆け足ながらも観光と食事を満喫し、
日が暮れかかってイルミネーションが街を彩り始めた
ストラスブールを後に、次の目的地、コルマールへと向かいます。

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次回へ続く、、、、
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by W_A_S | 2011-03-31 19:47 | 海外旅行  

フランス ショコラの旅

国際的に砂糖や小麦粉、コーヒーなどが値上がりしていますね(涙)
そうなると毎日のように食べているパンやお菓子、コーヒーの値段が
上がってしまう!もしくは料金は同じでも量が減ってしまう!
ということになるんでしょうねえ。さびしい限りです。

さて今回はそんな値上がりを見越して?
1月にフランスでショコラを買い込んできたスタッフの旅行記です。
それでは第1話をどうぞ!

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1月にルフトハンザドイツ航空のエアバスA380で、
フランスのパリとアルザス地方に行ってきました。

アルザスは、ドイツと国境を接するフランス北東部に位置し、
ドイツとの間でたびたび領有権が争われたこともあり、
歴史的、文化的にドイツの影響を色濃く残す地域です。

今回の旅の目的は「ショコラを巡る旅」。

フランス観光の窓口となっているフランス観光開発機構の
ウェブサイトでも、現在「フランス スイーツ巡りの旅」という
特集サイトを展開されていますが、今回ご紹介するのは、
超個人的な「ショコラを巡る旅」ですので悪しからず。。

今回の旅行は、パリ、ストラスブール、コルマール、ミュルーズの
各都市にそれぞれ1泊ずつという、やや忙しい行程です。

今週は、パリのショップを中心にお伝えします。

まずは、ルフトハンザドイツ航空の超大型機・A380を
ご紹介しましょう。

搭乗前からその大きさに圧倒されます。

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いざ搭乗。
2階はファーストクラスとビジネスクラスで、
1階がエコノミークラスです。

総2階建ての航空機ですが、1階でも天井が高いのに驚きました。
広々として開放的な機内空間となっており、ヨーロッパまでの
長旅でもリラックスして過ごすことができます。

成田を出発して約12時間後、フランクフルトの空港に到着。
パリへの乗り継ぎフライトを待つ間、別のA380を見ることが
できました。

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ルフトハンザでは、東京路線以外にも、北京、ヨハネスブルグ、
ニューヨークにもA380を運航、5月からはサンフランシスコにも
就航するとのことで、空港で見られるチャンスも広がりますね。

さて、パリのシャルル・ド・ゴール空港では、全日空と同じ
ターミナル1に到着。(※エールフランス、日本航空はターミナル2)

このターミナル1は、宇宙船にも例えられる近未来的なデザインが有名です。
近接する鉄道のCDG1駅もスタイリッシュな印象ですね。

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パリ中心部のターミナル駅、北駅まではRERのB線で約30分。
RERへ通ずる入口は近代的ですが、TGVやユーロスター、タリスといった
国際列車が発着するホームは、いかにもヨーロッパといった趣きの
レトロな佇まいが風情があります。

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さて、初日は夜に到着したので、ホテル周辺を少し散策して早めに休み、
翌日は、朝からお目当てのショップを駆け足で巡ります。

まず向かったのは、モントルグイユ通りの老舗・ストレー(Stohrer)。

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お店の前には、時節柄、ガレット・デ・ロワの特設テントが設置され、
大いにそそられますが、ここは我慢、、、。

また、ストレーには、アリババやピュイ・ダムールという有名なケーキが
ありますが、今回は甘いケーキではなく、お食事用のケークサレを購入。

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こちらは塩味が利いたオリーブ入りのパウンドケーキで美味!
店内にはお惣菜などもあり、常連客で賑わっていました。

モントルグイユ通りをレ・アール方面へ行くと、サントゥスタッシュ
教会の前にシュールな頭部のオブジェが鎮座しておられます。

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ここからポンピドゥーセンターの方へまっすぐ行くと、センターを
過ぎたあたりに、最近日本にもお目見えしたプラリュ(Pralus)や、
パン・ド・シュークル(Pain de Sucre)といった人気店があります。

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さて、パリのおすすめ2店目は、パリのスイーツ激戦区(と勝手に
呼んでいる)サンジェルマン地区に程近いラスパイユ大通りに
昨年オープンしたユーゴ・エ・ヴィクトール(Hugo & Victor)。

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店内のショーケースには、美しいケーキやショコラが並んでいます。
モレスキンの手帳のようなケースに入ったボンボンショコラは、
食べてしまうのがもったいないほどです。。

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また、この辺りに来たら寄っておきたいのが、
ジャン=シャルル・ロシュー(Jean-Charles Rochoux)。

エッフェル塔型のチョコレートなどはお土産にも喜ばれると思います。

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最後にもう1軒、マドレーヌ寺院の真裏に位置する
マルキーズ・ド・セヴィニェ(Marquise de Sevigne)も
オススメです。

フォション(Fauchon)やエディアール(Hediard)といった
有名店が目立つ界隈にありますが、ブルーを基調とした外観に
かわいいチョコレートなど、特に女性に好まれそうなお店です。

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じつはほかにも数軒まわりましたが、ここでのご紹介は
省略させていただき、次回はストラスブールをご案内します。

一気に増えた荷物を持って、まずはストラスブール行きのTGVが
発着するパリ東駅へと向かいます・・・!
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by W_A_S | 2011-03-10 19:48 | 海外旅行