バルト三国旅行記(2) ~ リトアニアの歴史・文化を感じる街 ~
2009年 09月 06日
9月ですね。
今年はシルバーウィークという大型連休の影響もあり、
9月にご旅行にお出かけになるお客さまが多いようです。
連休周辺を除けば、まだまだオトクな航空券をゲットできますので、
あきらめる前にぜひ一度お問い合わせください♪
また、9月のご出発が多いもうひとつの要因としては、
燃油サーチャージがかからない(!)、もしくは、かかっても以前より格段に安い(!)、
という事情が挙げられるかと思います。
残念ながら、10月以降に購入される航空券では、
ほぼすべての航空会社で燃油サーチャージの再設定、または値上げが予想されるものの、
TVのCMでもやっていましたが、10月以降にご出発のご旅行でも、今のうちに購入すれば
燃油サーチャージは現在の金額が適用となります(一部の航空会社を除く)。
というわけで、海外旅行好きの皆さま、今年の9月はオトクに旅行を楽しみ、かつ、
少し先の旅行についても計画的に購入される月にされてみてはいかがでしょうか?
さて、今回の旅行記ですが、バルト三国をめぐる旅の第2回目、
前回お届けした首都・ヴィリニュスの近郊で、リトアニアの歴史や文化に触れられる街、
それに、ちょっと変わったリトアニアの料理についてお届けします。
それでは、どうぞ!
* * * * * * * * * *
ヴィリニュスは「小さなローマ」と呼ばれることもあるくらい、
中世の面影をそこかしこにとどめた、見どころの多い街です。
主要な見どころについては、前回の旅行記でご紹介させていただきました。
もちろんご紹介した以外にも素敵な場所はまだまだあるのですが、
旅行という限られた時間ですので、そのすべてを見ることはできません。
しかし、ヴィリニュスの旧市街をある程度見てまわったからといって、
「じゃあ、次の目的地へ。」と言うのはちょっと早過ぎます。
ヴィリニュスの周辺にも、リトアニアの歴史や文化を
感じることができるおすすめのスポットが点在しているんです。
ひとつは、ヴィリニュスから西へ約30キロ。
30以上もの湖と緑濃い森に囲まれた美しい街・トゥラカイです。
そんな街自体の景観も素敵なトゥラカイですが、ここでの見どころは、
なんといっても湖に浮かぶように建つ中世の城、トゥラカイ城です。
トゥラカイは、ヴィリニュスに移る前に首都が置かれていたという古都。
その後の街の衰退とともにトゥラカイ城も廃墟となってしまいましたが、
20世紀後半にようやく修復され、かつての美しい姿を取り戻しました。
トゥラカイへは、ヴィリニュスからバス、
もしくは鉄道でも行くことができるようですが、便数の多いバスが便利。
ヴィリニュス駅のはす向かいにあるバスターミナルから、
30分に1本くらいの割合でトゥラカイへ行くバスが出ています。
[バスターミナルの建物]
[乗り場]
トゥラカイのバスターミナルからトゥラカイ城までは、
1km以上の距離がありますが、1本道なので、
進む方向さえ間違えなければ、迷う心配はありません。
バスターミナルの角に建つ案内板で方向を確認し、
トトリシュキュウ湖を左手に眺めながらまっすぐ進みます。
[案内板]
[トトリシュキュウ湖]
20~30分くらい歩くと、今度は右手にルコス湖が見え始め、
土産物を売るお店に、多くの観光客、そして、湖に渡された
トゥラカイ城へと続く木の橋が目に入ります。
まず、湖岸から1つめの橋を渡って湖上の島へ。
さらにもうひとつ橋を渡った先の、2つ目の島にお城は建っています。
写真や、遠めから見た感じでは、メルヘンチックなかわいらしい印象ですが、
近くで見るとなかなか迫力があり、内部に足を踏み入れると、跳ね橋や
銃眼など、お城としての機能がしっかり備わっていることがわかります。
なお、トゥラカイにはカライム人という少数民族が暮らしており、
通りに面して並んだ3つの窓が特徴的な彼らの伝統家屋など、
カライムの文化が今なお残るエリアとしても知られています。
[3つ窓のカライム伝統家屋が並ぶトゥラカイの通り]
トゥラカイの通りには、羊肉のパイを窯で焼いた「キビナイ」という
カライムの民族料理を出すカフェやレストランが軒を連ねていますので、
せっかくトゥラカイに来たからには試してみたいところです。
バスターミナルに戻る途中に立ち寄ったカフェで食べたキビナイは、
肉汁がたっぷり入ったアツアツのパイで、おやつにちょうどいいものでした。
続きまして、おすすめスポット、2つめは、ヴィリニュスから
北西に約30キロの場所に位置する古代都市・ケルナヴェです。
こちらは、トゥラカイよりもさらに古い歴史を持つ街で、
リトアニア最古の首都と言われています。
但し、今のケルナヴェに残るのは、遠い昔の栄華の跡を偲ばせる遺跡のみ。
こんもりとした5つの小高い丘と、その先に広がる平原に
ネリス川が流れる、、とてものどかで、アニメか映画の一場面のような、
なんとも言えない美しい景色が広がっています。
今回のバルト三国をめぐる旅では、たくさんの美しい景色と出会えましたが、
個人的にはケルナヴェの景観がいちばん印象に残っています。
ちなみに、ケルナヴェは、ユネスコの世界文化遺産に登録されていますので、
世界遺産フリークの方も要チェックですよ。
さて、バルト三国では、毎年夏至を祝うお祭りが各地で催されます。
夏至は6月24日ですが、お祭りは23日の夜から始まり、
夜を徹して、24日の明け方まで続くんです。
ケルナヴェの夏至祭も有名で、ヴィリニュスや周辺各地から多くの人が集まってきます。
今回の旅行では、ちょうどヴィリニュス滞在中に夏至を迎えたため、
夏至祭にあわせて、ケルナヴェを訪れることができました。
6月23日、日中に訪れたトゥラカイからヴィリニュスに戻り、
夕方、ケルナヴェへ向けて出発です。
ケルナヴェへもヴィリニュスのバスターミナルからバスが出ていますが、
帰りが深夜になってしまうのと、夏至の祝日でバスが運行しない可能性が
あったため、今回は現地で車の送迎を利用しました。
ケルナヴェに着いたのは、夜の8時前。
夏至祭会場へは車で入れないため、付近の民家が貸し出す野趣あふれる
臨時駐車場に車を停めます。
いちおうステージがあり、8時に開会式となっていますが、
屋台をぶらぶら見てまわったり、丘に寝そべったり、
皆が思い思いにお祭りの雰囲気を楽しんでいました。
[屋台が並び、日本の縁日のような雰囲気]
[屋台エリアと丘の間に建つケルナヴェ教会]
[丘への入口で清めの水(?)をかける人]
丘の上では、民族衣装に身を包んでダンスを踊るグループが
あちこちにいたりして、お祭り気分を盛り上げてくれます。
女性の多くは花輪を編んで、それを頭に被っていました。
深夜になると、その花輪に蝋燭をくくりつけて、川に流すイベントがあり、
男女の花輪が一緒に流れるとその二人はその年に結婚できると
言われているそうです。
10時くらいに日の入りを迎えると、それぞれの丘では
キャンプファイヤーや火を使ったパフォーマンス行われ、
お祭りはさらに盛り上がります。
[メインの丘ではキャンプファイヤー]
[また別の丘では火を使ったパフォーマンス]
そしていよいよ1時過ぎくらいから、花冠の川流しが始まる予定でしたが、
12時くらいから降り出した雨が強くなってきたため、
翌日の観光もあるので、今回はこのあたりで帰ることにしました。
その後、ヴィリニュスへの帰路、激しい雷雨となり、
本来は日の出まで続くはずの夏至祭はどうなってしまったのか、、
それだけが気がかりでした。
ちなみにリトアニアの昔の人は、夏至祭の夜の天気で、
その年のクリスマスの天気を占ったそうで、夏至祭の夜が雨のときは、
クリスマスは吹雪なのだそうです。。
それでは、最後に、日本ではまだ馴染みの薄い
リトアニア料理についてご紹介したいと思います。
リトアニア料理はどれも美味しかったのですが、
けっこう風変わりなものが多かったですね。
その代表格が「ツェペリナイ」。
名前の由来が「飛行船」というところからなんだかすごいです。
モノはというと、飛行船のような(?)形に成形された粘り気の強い
ジャガイモの中に肉などの詰め物がされ、ソースとともにいただく、
という代物です。
あの独特の食感は、食べてみないことにはわからないですね。
ツェペリナイのお供には、暑い夏に爽やかな赤カブの冷製スープ、
シャルティバルシュチェイを。
こちらは冷製のボルシチという意味なのだそうです。
[シャルティバルシュチェイ(左) と ツェペリナイ(右)]
リトアニア料理には、ジャガイモを使ったものが多く、
ジャガイモのパンケーキは、いろいろなところで見かけました。
[ケルナヴェの屋台で食べたジャガイモのパンケーキ]
[こちらはレストランで食べたもの]
また、リトアニアに来たらぜひ試していただきたいのが、
ディエノス・ピートゥスと呼ばれる、要は日替わりのランチセット。
カフェなどでよく出されますが、値段も安くて
スープやサラダ、コーヒーなどがついてオトクです。
[聖アンナ教会近くのカフェで食べたディエノス・ピートゥス]
[店先のこんな看板が目印!]
ヴィリニュスには、おしゃれで気持ちのいいカフェがたくさんあり、
軽い食事もできるところが多いので、ヴィリニュスを訪れた際には
ぜひ試してみてくださいね。
[ウジュピスの入口、ヴィリニャ川沿いのカフェ]
[見つけると幸せになるというウジュピスの人魚像はこのカフェのすぐ近く!]
さて、次回はいよいよリトアニアから2ヶ国目、ラトビアへと陸路で入ります!
* * * * * * * * * *
美しい景観と古い歴史を持つトゥラカイ、ケルナヴェ、そして、
日本人からするとかなり斬新なリトアニアの料理はいかがでしたでしょうか。
思い出したら、また食べたくなってきてしまいました・・・(笑)
また、ケルナヴェでは、夏至祭の模様をお伝えしましたが、7月の初旬には、
もうひとつのビッグイベント、古代リトアニア人の生活の様子などを再現する
ケルナヴェ古代祭が開催されたようです。
こちらもこの時期にヴィリニュスを訪れたらぜひ行ってみたい注目のイベントですね。
今年はシルバーウィークという大型連休の影響もあり、
9月にご旅行にお出かけになるお客さまが多いようです。
連休周辺を除けば、まだまだオトクな航空券をゲットできますので、
あきらめる前にぜひ一度お問い合わせください♪
また、9月のご出発が多いもうひとつの要因としては、
燃油サーチャージがかからない(!)、もしくは、かかっても以前より格段に安い(!)、
という事情が挙げられるかと思います。
残念ながら、10月以降に購入される航空券では、
ほぼすべての航空会社で燃油サーチャージの再設定、または値上げが予想されるものの、
TVのCMでもやっていましたが、10月以降にご出発のご旅行でも、今のうちに購入すれば
燃油サーチャージは現在の金額が適用となります(一部の航空会社を除く)。
というわけで、海外旅行好きの皆さま、今年の9月はオトクに旅行を楽しみ、かつ、
少し先の旅行についても計画的に購入される月にされてみてはいかがでしょうか?
さて、今回の旅行記ですが、バルト三国をめぐる旅の第2回目、
前回お届けした首都・ヴィリニュスの近郊で、リトアニアの歴史や文化に触れられる街、
それに、ちょっと変わったリトアニアの料理についてお届けします。
それでは、どうぞ!
* * * * * * * * * *
ヴィリニュスは「小さなローマ」と呼ばれることもあるくらい、
中世の面影をそこかしこにとどめた、見どころの多い街です。
主要な見どころについては、前回の旅行記でご紹介させていただきました。
もちろんご紹介した以外にも素敵な場所はまだまだあるのですが、
旅行という限られた時間ですので、そのすべてを見ることはできません。
しかし、ヴィリニュスの旧市街をある程度見てまわったからといって、
「じゃあ、次の目的地へ。」と言うのはちょっと早過ぎます。
ヴィリニュスの周辺にも、リトアニアの歴史や文化を
感じることができるおすすめのスポットが点在しているんです。
ひとつは、ヴィリニュスから西へ約30キロ。
30以上もの湖と緑濃い森に囲まれた美しい街・トゥラカイです。
そんな街自体の景観も素敵なトゥラカイですが、ここでの見どころは、
なんといっても湖に浮かぶように建つ中世の城、トゥラカイ城です。
トゥラカイは、ヴィリニュスに移る前に首都が置かれていたという古都。
その後の街の衰退とともにトゥラカイ城も廃墟となってしまいましたが、
20世紀後半にようやく修復され、かつての美しい姿を取り戻しました。
トゥラカイへは、ヴィリニュスからバス、
もしくは鉄道でも行くことができるようですが、便数の多いバスが便利。
ヴィリニュス駅のはす向かいにあるバスターミナルから、
30分に1本くらいの割合でトゥラカイへ行くバスが出ています。
[バスターミナルの建物]
[乗り場]
トゥラカイのバスターミナルからトゥラカイ城までは、
1km以上の距離がありますが、1本道なので、
進む方向さえ間違えなければ、迷う心配はありません。
バスターミナルの角に建つ案内板で方向を確認し、
トトリシュキュウ湖を左手に眺めながらまっすぐ進みます。
[案内板]
[トトリシュキュウ湖]
20~30分くらい歩くと、今度は右手にルコス湖が見え始め、
土産物を売るお店に、多くの観光客、そして、湖に渡された
トゥラカイ城へと続く木の橋が目に入ります。
まず、湖岸から1つめの橋を渡って湖上の島へ。
さらにもうひとつ橋を渡った先の、2つ目の島にお城は建っています。
写真や、遠めから見た感じでは、メルヘンチックなかわいらしい印象ですが、
近くで見るとなかなか迫力があり、内部に足を踏み入れると、跳ね橋や
銃眼など、お城としての機能がしっかり備わっていることがわかります。
なお、トゥラカイにはカライム人という少数民族が暮らしており、
通りに面して並んだ3つの窓が特徴的な彼らの伝統家屋など、
カライムの文化が今なお残るエリアとしても知られています。
[3つ窓のカライム伝統家屋が並ぶトゥラカイの通り]
トゥラカイの通りには、羊肉のパイを窯で焼いた「キビナイ」という
カライムの民族料理を出すカフェやレストランが軒を連ねていますので、
せっかくトゥラカイに来たからには試してみたいところです。
バスターミナルに戻る途中に立ち寄ったカフェで食べたキビナイは、
肉汁がたっぷり入ったアツアツのパイで、おやつにちょうどいいものでした。
続きまして、おすすめスポット、2つめは、ヴィリニュスから
北西に約30キロの場所に位置する古代都市・ケルナヴェです。
こちらは、トゥラカイよりもさらに古い歴史を持つ街で、
リトアニア最古の首都と言われています。
但し、今のケルナヴェに残るのは、遠い昔の栄華の跡を偲ばせる遺跡のみ。
こんもりとした5つの小高い丘と、その先に広がる平原に
ネリス川が流れる、、とてものどかで、アニメか映画の一場面のような、
なんとも言えない美しい景色が広がっています。
今回のバルト三国をめぐる旅では、たくさんの美しい景色と出会えましたが、
個人的にはケルナヴェの景観がいちばん印象に残っています。
ちなみに、ケルナヴェは、ユネスコの世界文化遺産に登録されていますので、
世界遺産フリークの方も要チェックですよ。
さて、バルト三国では、毎年夏至を祝うお祭りが各地で催されます。
夏至は6月24日ですが、お祭りは23日の夜から始まり、
夜を徹して、24日の明け方まで続くんです。
ケルナヴェの夏至祭も有名で、ヴィリニュスや周辺各地から多くの人が集まってきます。
今回の旅行では、ちょうどヴィリニュス滞在中に夏至を迎えたため、
夏至祭にあわせて、ケルナヴェを訪れることができました。
6月23日、日中に訪れたトゥラカイからヴィリニュスに戻り、
夕方、ケルナヴェへ向けて出発です。
ケルナヴェへもヴィリニュスのバスターミナルからバスが出ていますが、
帰りが深夜になってしまうのと、夏至の祝日でバスが運行しない可能性が
あったため、今回は現地で車の送迎を利用しました。
ケルナヴェに着いたのは、夜の8時前。
夏至祭会場へは車で入れないため、付近の民家が貸し出す野趣あふれる
臨時駐車場に車を停めます。
いちおうステージがあり、8時に開会式となっていますが、
屋台をぶらぶら見てまわったり、丘に寝そべったり、
皆が思い思いにお祭りの雰囲気を楽しんでいました。
[屋台が並び、日本の縁日のような雰囲気]
[屋台エリアと丘の間に建つケルナヴェ教会]
[丘への入口で清めの水(?)をかける人]
丘の上では、民族衣装に身を包んでダンスを踊るグループが
あちこちにいたりして、お祭り気分を盛り上げてくれます。
女性の多くは花輪を編んで、それを頭に被っていました。
深夜になると、その花輪に蝋燭をくくりつけて、川に流すイベントがあり、
男女の花輪が一緒に流れるとその二人はその年に結婚できると
言われているそうです。
10時くらいに日の入りを迎えると、それぞれの丘では
キャンプファイヤーや火を使ったパフォーマンス行われ、
お祭りはさらに盛り上がります。
[メインの丘ではキャンプファイヤー]
[また別の丘では火を使ったパフォーマンス]
そしていよいよ1時過ぎくらいから、花冠の川流しが始まる予定でしたが、
12時くらいから降り出した雨が強くなってきたため、
翌日の観光もあるので、今回はこのあたりで帰ることにしました。
その後、ヴィリニュスへの帰路、激しい雷雨となり、
本来は日の出まで続くはずの夏至祭はどうなってしまったのか、、
それだけが気がかりでした。
ちなみにリトアニアの昔の人は、夏至祭の夜の天気で、
その年のクリスマスの天気を占ったそうで、夏至祭の夜が雨のときは、
クリスマスは吹雪なのだそうです。。
それでは、最後に、日本ではまだ馴染みの薄い
リトアニア料理についてご紹介したいと思います。
リトアニア料理はどれも美味しかったのですが、
けっこう風変わりなものが多かったですね。
その代表格が「ツェペリナイ」。
名前の由来が「飛行船」というところからなんだかすごいです。
モノはというと、飛行船のような(?)形に成形された粘り気の強い
ジャガイモの中に肉などの詰め物がされ、ソースとともにいただく、
という代物です。
あの独特の食感は、食べてみないことにはわからないですね。
ツェペリナイのお供には、暑い夏に爽やかな赤カブの冷製スープ、
シャルティバルシュチェイを。
こちらは冷製のボルシチという意味なのだそうです。
[シャルティバルシュチェイ(左) と ツェペリナイ(右)]
リトアニア料理には、ジャガイモを使ったものが多く、
ジャガイモのパンケーキは、いろいろなところで見かけました。
[ケルナヴェの屋台で食べたジャガイモのパンケーキ]
[こちらはレストランで食べたもの]
また、リトアニアに来たらぜひ試していただきたいのが、
ディエノス・ピートゥスと呼ばれる、要は日替わりのランチセット。
カフェなどでよく出されますが、値段も安くて
スープやサラダ、コーヒーなどがついてオトクです。
[聖アンナ教会近くのカフェで食べたディエノス・ピートゥス]
[店先のこんな看板が目印!]
ヴィリニュスには、おしゃれで気持ちのいいカフェがたくさんあり、
軽い食事もできるところが多いので、ヴィリニュスを訪れた際には
ぜひ試してみてくださいね。
[ウジュピスの入口、ヴィリニャ川沿いのカフェ]
[見つけると幸せになるというウジュピスの人魚像はこのカフェのすぐ近く!]
さて、次回はいよいよリトアニアから2ヶ国目、ラトビアへと陸路で入ります!
* * * * * * * * * *
美しい景観と古い歴史を持つトゥラカイ、ケルナヴェ、そして、
日本人からするとかなり斬新なリトアニアの料理はいかがでしたでしょうか。
思い出したら、また食べたくなってきてしまいました・・・(笑)
また、ケルナヴェでは、夏至祭の模様をお伝えしましたが、7月の初旬には、
もうひとつのビッグイベント、古代リトアニア人の生活の様子などを再現する
ケルナヴェ古代祭が開催されたようです。
こちらもこの時期にヴィリニュスを訪れたらぜひ行ってみたい注目のイベントですね。
by W_A_S | 2009-09-06 05:56 | 海外旅行